郵便局で年賀状を買った帰り、空を見上げると糸のような雲がありました。他の雲とは高度が違うようで、その雲だけは風に吹かれて速く飛んでいました。ちょうど、空を水面にたとえると、たらした白い絵の具が水の流れに溶け出して糸を引くように。
家に帰ってベランダに出てみたら、その細い雲の流れは、まだ夕焼けの中からつーっと流れ出ていました。まるでエイリアンの舌です。
空気の層がいくつも重なって、それぞれに違った動きをしているせいでしょうが、そうした理屈を教えられていなかった昔の人は、こういう現象を見て何を思ったのでしょうね。
ふと「天変地異の前触れでは」と思った私も、昔の人と大差ありません。文明が進歩しても、人間は進歩して生まれているわけではないようです。
Author:うしじろう (Ushijiro)
私、色弱です。色に関しては、まったく自信がありません。絵心もないので、ひとさまにお見せするような写真を撮れるはずがないのですが、デジカメの面白さにハマってしまいました。いろいろご批評いただけるとうれしいです。